最新の音楽制作ソフトCubase11が登場!前作からの違いや新機能をご紹介!|島村楽器 名古屋パルコ店 |
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世界中で大人気のSteinberg社の音楽制作ソフトウェアCubaseの最新バージョンCubase11が遂に登場! 2018年にCubase10、そして2019年にCubase10.5へマイナーアップデート、そして2020年11月11日に晴れてCubase11にメジャーアップデート! 今か今かと待ちわびていた方も多いのではないでしょうか? 一体どんなところが変わったのか、簡単に掻い摘んでご紹介していきたいと思います! Cubase11の新機能について動画でも解説中です! Cubase 11 新機能 サンプラートラック機能の向上 [Pro / Artist / Elements]Cubase Pro9から搭載されていた楽曲制作により新たな息吹を与える事の出来る『サンプラートラック』が強化されました! 従来の機能にに加え、波形をスライス出来る機能機能が追加され、サンプリングしたオーディオをワンクリックでスライスできるようになりました。 また、2つのLFOが搭載されました。ピッチ、フィルター、ボリューム、パンへの適用が可能となるなど、サンプラーとしての利便性が大幅に向上しています。] こちらもとっても便利な機能! Pro版のみ、キーエディター上に「テンポトラック/拍子トラック/コードトラック/ルーラートラック/アレンジャートラック/ビデオトラック/マーカートラック/移調トラック」といったトラック情報各種を一括して表示できるようになりました!コードトラックを多用するCubaseユーザーさんならあるあるだと思うのですが、キーエディター上で打ち込みをしていて「あれ?今どのコードのパートを編集しているんだっけ?」と迷ってしまった時、これまでは全体画面に戻ってコードの確認をしておりました。 しかし今回からは上部に常に表示出来るので、よりスムーズに打ち込みが進められます! スケールアシスタント [Pro / Artist / Elements]これもすごい!キーエディター上で打ち込みや演奏を行う際、エディター全体で単一のスケール、もしくはコードトラックに沿ったスケールの表示や入力が可能となりました!ここは担当的にツボなのでちょっとだけ細かく解説して行きます。 グローバルトラックの設定部分よりやや下にある『スケールアシスタント』という項目の中で、スケール内の音のみを選択できる状態にしたりコードトラックを使用した設定を行う事により、上記のようにコード構成音、スケール上にある音、スケールアウトした音でそれぞれ色分けすることが出来ます。 (通常は薄い色は白鍵部、濃い部分は黒鍵部) 余り音楽理論に詳しくなくても、正しい音階の入力が簡単に行えるようになっちゃうんです! また、“ライブ入力をスナップ”という項目にチェックを打ってMIDI演奏を行うと、超適当に演奏したとしても指定したスケールやコードに追従した音階にスナップ(自動的に合わせる)出来るのです!これはすごい! 楽器が弾けない人はもちろん、弾ける人でも手癖を脱却できるので作曲に置いて非常に重宝しそうな機能です! ピッチベンド, MIDI CCエディット機能の向上 [Pro / Artist / Elements]これも細かい変化ですが凄い重要! ピッチベンド、CCにおいてオートメーションと同様にラインやカーブでのエディットが可能になりました。 これまでのCubaseでは鉛筆ツールで1つ1つポイントを指定していったり、“描写ツール”というのを使ってピッチベンドやMIDI CCの可変ラインを打ち込んでいったのですが、これって結構段階的というか階段状にカクカクなってしまうというか、有機的なサウンドに仕上げるのが中々面倒だったんです。 しかし今回のCubase11からはそのあたりが劇的に向上!非常に滑らかかつ自由度の高いライン、カーブを描く事が出来る様になりました! ピッチベンドで自然で人間味ある変化を描けたり、シンセサイザーでアナログシンセばりの滑らかなポルタメントカーブをエディット出来たり出来そう。 ピッチベンドでは半音ごとにグリッドを表示させて、グリッドに合わせてスナップすることも可能です。 オーディオミックスダウン機能の向上 [Pro]オーディオミックスダウン書出しの際に、複数の設定での同時書出しが可能になりました! 例えば、WAVEファイルとMP3ファイル、あと個別の楽器やボーカルのパートなどはFLAC形式で書き出したい、という時など、これまではまずWAVEを書き出して、完了したら次にまたMP3を書き出して…とちまちまとやっていて作業デスクから長時間離れられなかったたのですが、今回のCubase11からは“キューに追加”という項目で、自分が書きだしたい異なるフォーマットを指定してどんどんキューに追加しておき、最後に書き出しボタンを押すと追加した順に、順番に書き出し作業を行ってくれちゃうのです! これは特にエンジニア寄りな方には歓喜するレベルの機能向上ですね! 新規搭載のプラグインも登場!今回のCubase11から新たに搭載された、音楽制作の即戦力となるプラグインがいくつかあるようです!早速ご紹介していきたいと思います! SpectraLayers One [Pro / Artist]Steinberg社から発売されているSpectraLayersという、簡単に言えばオーディオのノイズ除去や修復・再加工などをスムーズに行う事が出来るソフトがあるのですが、これの機能制限版である『SpectraLayers One』という新プラグインが搭載されました! フォトショップやSNOWアプリで画像を編集するように、視認性に優れたスペクトラ表示で製品版ほどでないにしても誰でも簡単にオーディオ波形・音声をレタッチできてしまう便利ツールです! そしてSpectralLayersの魅力的な機能として、AI 処理により完成された楽曲からボーカル/ ピアノ / ベース / ドラム などの個別パートを抜き出すことが出来たりする“アンミックス”という機能があります。 上位版のSpectralLayers Proはフルパートを個別に抜き出し、下位版のSpctralLayers Elementsはボーカル抜き出しのみ対応しているのですが、このアンミックス機能に至っては今回のSpectralLayers OneもElementsと同じくボーカル抜出のみ可能の様です! 簡単にカラオケファイルを作りたい時なんかとっても重宝しますね! Frequency2 ダイナミックモード [Pro]Frequency2にダイナミックEQの機能が追加されました。 ダイナミックEQ=入力された音の音量に対してEQの掛かり具合が変化する、というもので、例えばこれを使用すれば「スネアの胴鳴り部分にだけEQを掛けたい」とか「ギターの特定のフレーズを弾いた時にだけ発生する低音の暴れた帯域をEQで押さえたい」など、特定の部分に狙ったEQを掛けることが出来る為、全体に掛けっぱなしになるよりも効果的にイコライザーの影響を与えることが出来ます! また、このFrequency2はそれぞれのEQポイントにサイドチェインを適用させることも可能です。 Imager [Pro / Artist ]マルチバンドでそれぞれ指定したサウンドの定位をコントロールすることができるプラグインです。 指定した帯域のボリューム、パン、ステレオ感をエディットでき、また、GUI内のディスプレイで帯域ごとの位相も確認することが可能です。 WavesやiZotopeからも似たようなプラグインが出ていますね!これは例えば「ギターにもっとステレオ感というか広がりを出したいなー」というような時にサッとかけてあげると、魔法のようにグワッ!と自分好みに広がりを与えてくれる便利プラグイン! 1台あると何かと重宝するプラグインです。 Squasher [Pro/ Artist / Elements]様々な音作りが可能なマルチバンドコンプです。ドライブ、ゲートを搭載し、帯域ごとに全く違った音作りができます。これも大変ユニークなプラグインで、効果のほどは是非実際に使ってご体感頂きたいのですが…手軽に、簡単にパワフルな今風のサウンドにしてくれる有能プラグインです!任意の帯域だけに、任意の量を細かくコンプ掛けすることが出来るので通常のコンプよりも洗練された音作りが可能です! また、こちらも指定した帯域ごとにそれぞれサイドチェインを適用することが可能です。 Supervision [Pro / Artist]これもDAW中級者以上の人たちには必携のプラグインでは無いでしょうか! レベルメーターやラウドネスメーター、スペクトラムカーブや位相スコープなど計18つのモジュールをUI内に最大9つ表示させることが出来、必要な情報を一括して監視・測定出来る便利プラグイン! いちいち一つ一つのプラグインを切り替えて使うのはかなりの手間になりますが、このように一括表示されているとミックス・マスタリング時のストレスや作業時間も減らせそうです! また、UI内のモジュールの構成は自分好みに自由にレイアウトすることも可能です! 6種類の新しいサンプルセット [Pro / Artist / Elements ]ヴォーカル系、シネマ系、リズム系など様々なタイプのサンプルセットが6種類追加されました。 その他強化ポイント サイドチェイン機能の強化 [Pro / Artist/ Elements]1つのプラグインに対して複数のサイドチェインが適用できるようになりました。 Cubase11リリース段階では、Frequency2(Cubase Proのみ)とSquasherが対応しています。 スコア機能の向上 [Pro]キーエディターを操作するような感覚でオーバーレイに音符の長さやべロシティを調節できるようになりました。また、Doricoで対応しているフォント、BravuraとPetalumaに対応しました。 Cubase ArtistにVariAudio3を搭載、ARA2に対応 [Artist ]これまでCubase Proにのみ搭載されていたVariAudio3がCubase Artistにも搭載され, ARA2にも対応しました。 Pro/Artistでの機能の差はなく、すべての機能を使用することが可能です。 Cubase11の新機能について動画でも解説中です! 2020年12月12日、Cubase Pro11のセミナーイベントも開催!Cubase 11発表、発売開始に伴い、当店にてCubase11のセミナーイベントも開催予定です! 講師はMr.CubaseことCubaseを知り尽くした音楽プロデューサー青木繁男さんをお招きする予定です! 開催は202o年12月12日を予定、コロナ感染症予防のため少数完全予約制、及び消毒やソーシャルディスタンス確保など最大限の対応を以て開催に臨む所存です! Cubaseの新機能の紹介をはじめ、実際に作曲する過程を交えCubaseの使い方を分かりやすく解説いたします! 詳細は決まり次第またご報告いたしますので、皆様是非ご参加下さいね!!(セミナーイベントはWEBお申し込み、またお電話や店頭にて事前にお受付させて頂く予定です) この記事の投稿スタッフ店頭でのお支払いは以下の方法をご利用頂けます。 現金 クレジットカード ショッピングクレジット デビットカード 代引きでの着払いも可能です 代引き着払いでのお支払い方法 現金 クレジットカード代引きでの着払いをご利用される場合は、ご希望のお支払い方法を必ず店舗スタッフにお伝えください。 商品代金+代引き手数料+送料=合計金額 商品受け取りの際、合計金額を運送業者へお支払いください。 このページのTOPに戻る |
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